なぜ、自己認識は重要か?セルフ・アウェアネスを高める、たった1つのマインドセットとは? | 未来を創る人を育てる

なぜ、自己認識は重要か?セルフ・アウェアネスを高める、たった1つのマインドセットとは?

教育マインドセット

自分のことを知っている度合いを、自己認識、セルフ・アウェアネス(Self awarenes)と言います。

自分が何者で、どんな特徴があって、どんなときに幸福を感じるか、だから、将来はこんな人生を送りたいこんな仕事をしたい、という自分の内面を問うことです。

こちらの記事では、自己認識の重要性セルフ・アウェアネスを高める、たった1つのマインドセットについて、わかりやすく紹介します。

こんな方におすすめ!

  ✅子育て・教育に悩んでいる

  ✅自己認識、セルフ・アウェアネスについて知りたい

  ✅簡単にセルフ・アウェアネスを高めたい

多くの日本人のSelf awarenessは未成熟

学生時代、「文系 or 理系」を選ぶ時、自分の内面を問うことをスキップし、数学の得意・不得意を理由に選択した人は、多いのではないでしょうか。

特に、日本では、進むべき大学や学部も、受験の合否偏差値による世間評価との相場観で、それほど悩まなくても、受動的に決まってくるケースが多いと思います。

結果、多くの日本人は、Self awarenessが未成熟なまま己の軸がない状況のまま、職業選択をしているのが現実です。私自身もその一人です。

己の軸がないまま、職業選択をした、その先にあるのは、自分のやりたいことも分からず、やりがいも感じず、ただ日々の業務をこなす、多くの社会人になることです。

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なぜ、未成熟なのか?

日本とは異なり、欧米のような個人主義の文化では、自分という「個」について、幼少期から自覚を促される教育を、家庭・学校で受け続けます。

しかし、農耕民族を長く続けてきた、日本人はそうではありません。

全体として、自分たちがどうあるべきか、集団の中で自分はどんな構成員であるべきかという道徳律は良く教えられますが、「個」の自覚を促す教育は貧弱なのです。

Self awarenessが低い保護者が、Self awarenessの低い子どもを育てる循環が、日本では回っています。

「個」としての自覚を促していく教育ノウハウが、日本には蓄積されていないのです。

考えることを意識する

Self awarenessは、いつ考えても、早すぎることも、遅すぎることもありません

欧米に比べ、日本人にその習慣がないことを認識した上で、子どもの頃から、意識して考えておくべきでしょう。

例えば、職業選択する際に、「経験がないから考えてもわからない」「とりあえず仕事に就いてから考える」という発想は間違いです。

むしろ、しっかりと自己と向き合い考える、ということをしないから、経験に踏み出せない状況に陥ります。

「わかる」という認識は、何がわからないのかを、わかることです。

「考えたらわかること」と、「考えてもかわらないこと」の境界が、自分なりに納得できるようになることです。

自分なりに時間を使って考えれば、自分にとって、わからない領域がどのあたりにあるのか、そして、そのわからない程度もわかるようになります。

わかるためには、何がわかれば解決できそうか、それもわかるようになります。

自分なりに、その何かを得るために、行動することが可能になるので、たとえ、わからないことが解消できていなくても、自分なりの最善で向き合っていることは、少なくともわかるようになるでしょう。

わからないなりに、「やれることはやっている」と思えることは、心の安定「Self awareness」の向上につながるでしょう。

Self awarenessを高めるマインドセット

Self awarenessを高めるには、自分による自己の評価(内面的自己認識)と、他人による自己の評価(外面的自己認識)の2つに、取り組むことがポイントになります。

なぜ、自分による自己の評価だけではダメなのでしょうか。

それは、個人の認識には、必ず「認知の歪み」があるからです。

そのため、内面的自己認識と外面的自己認識には、必ずズレが起こります。そのズレを修正するためには、他人からの視点が欠かせません。

ただ、他人から率直な意見を聞くことには、抵抗がありますよね?

他人から否定的な意見を言われた場合は、「それもあるがままの自分の一部」と、肯定的に受け入れること。そして、「感情」ではなく、実際の「行動」に焦点を当てることがポイントです。

マインドセット

  ”この状況をより良くするために、今、自分は何をできるだろう”

上記が、Self awarenessを高めるマインドセット、自己への「問い」です。

なぜ(Why)ではなく、何を(What)を問うことがポイントです。

なぜ(Why)を使うと、感情的な方向へ行きがちです。結果、自分を変える「行動」につながらなくなります。

「なぜ、自分はこんなことを言われてしまったのか」と、なぜ(Why)ではなく、何を(Whart)を使い、自己に問いかけましょう。

まとめ

Self awarenessとは、

自分が何者で、どんな特徴があって、どんなときに幸福を感じるか、だから、将来はこんな人生を送りたいこんな仕事をしたい、という自分の内面を問うことです。

今、Self awarenessが低いのであれば、今からでも、自分の内面を問い意識して考える習慣をつけましょう。

Self awarenessは、いつ考えても、早すぎることも、遅すぎることもありません

あたなが、この先に何歳になろうが、幸福になりたい限り、Self awarenessを高めることは必要になるでしょう。

プロフィール
この記事を書いた人
Rimama|りまま

3児(長女、次女、長男)の子育てに日々苦戦する、Rimama(りまま)です!

自分の子どものために、夫婦で研究中の子育ての知識・体験談を発信しています。「読者に役立つ情報を、わかりやすく発信する」ことを心掛けています!

本業は、夫婦共々、金融機関の社員です。
夫(日本証券アナリスト協会会員(CMA資格)、株式・債券運用歴約20年)、妻(ファイナンシャルプランナー2級)で力を合わせて、FIRE道半ば(純資産5,000万円)。最近は、軍用地投資がマイブームです!

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