ソーシャルメディア(SNS)は、子どもたちの間でも、大きく普及しています。
子どもたちの体験は、SNSによって、過去10年で様変わりしました。
「SNSは、子どもにどのような影響を与えるのか」、気になる保護者は多いのではないでしょうか。
ノースカロライナ大学の研究によれば、12歳頃に、SNSを頻繁にチェックする子どもは、そうでない子どもに比べ、仲間の反応に過敏になるとのことです。
こちらの記事では、子どものSNSとの向き合い方について、わかりやすく紹介します。
✅小学生~中学生を持つ保護者の方
✅SNSが子どもにどのような影響を与えるか知りたい
✅親自身がSNSとの向き合い方に悩んでいる
✅子どものSNS使用に悩んでいる
SNSの影響 研究結果が示す内容とは?
SNSの影響に関しては、多くの研究結果が公表されています。
例えば、SNS使用と精神不安との関連を示す研究が存在する一方、そうした関連は、ほとんど見られないと報告する研究もあります。
2018年の調査では、自己肯定感が高まるなど、SNSが心の支えになる一方、SNSでヘイトスピーチにさらされやすくなることもわかっています。
しかし、現状、判明している研究結果は、SNSが子どもの脳発達に与える影響について、解明することは難しいことを示しています。
では、どうすればよいのでしょうか。
少なくとも、SNSが及ぼす、子どもへの影響を理解しようとする姿勢を持つことが大切です。
SNSはユーザーを疲弊させる
SNSでは、他人との比較が、頻繁に行われています。
SNSが、多くのユーザーを疲弊させることは、よく知られています。一番の原因は「嫉妬」です。
人間が、特に「嫉妬」を感じるのは、年齢、職業、環境、暮らしぶりが「自分と似た人たち」に対して、と言われています。
SNSが、気の合う者同士が、互いを比較し合う仕組みになっていることを考えれば、当然の結果かもしれません。
SNSは幸せを遠ざける?
SNSには、「いいね!」や、「フォロワー数」など、自分を他人と比較する目安が、いくつも設けられているせいで、私たちは無意識のうちに、常に不満を抱えています。
さらに、多くの人がSNSにアップロードするものは、楽しい生活を送っていると思われるよう、入念に作り込んだ写真・動画ではないでしょうか。
偽りの日常生活をアップロードしていれば、実際に、自分より他人が幸せと考えるのも当然でしょう。
そのため、SNSからは、可能な限り、距離を置いた方が良いでしょう。
感情のレパートリーから嫉妬を外そう
他人の生活を自分の生活と比較するとき、あたなの意識の焦点は、無意識のうちに、その「相違点」に絞られています。
そして、あなたは、他人は自分よりもずっと幸せだと思い込むでしょう。
客観的には、その「相違点」ひとつが、人生の満足度に与える影響は、とても小さいです。
では、どうすればよいのでしょうか。
あなたより、よい人生を送っている人がいるという事実を、そのまま受け入れましょう。
感情のレパートリーから、他人への「嫉妬」を外すことを意識しましょう。
なかなか、他人への「嫉妬」を止めることができない時には、どうすべきでしょうか。
意識的に、嫉妬を感じする相手の「人生における最大の問題点」を探し、その相手が、どれぐらい困っているかを考えましょう。
そうすれば、あなたの気持ちから、「嫉妬」が徐々に消滅するはずです。
ソーシャルメディアが子どもに与える影響とは? 親が知るべきSNSとの向き合い方とは? まとめ
SNSは、子どもたちの間でも、大きく普及しています。
こちらの記事では、子どものSNSとの向き合い方について、わかりやすくご紹介しました。
SNSが及ぼす、子どもへの影響を理解しようとする姿勢を持つことが大切です。
ぜひ参考にしてみてください。
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