不登校を「出席扱い」にできるタブレット学習があるって聞いたけど、
どんなことに注意して教材を選べばいいの?
不登校を「出席扱い」にするためには、家庭学習すれば何でもOKではなく、いくつか条件があります。
この「出席扱い制度」を利用するお子さんは、年々増加しており、学校の理解も進んできていますよ♪
今回は、「出席扱い制度」の実績があり、学校との交渉サポートが手厚い、タブレット学習、3選を紹介していきます。
✅「出席扱い制度」の実績がある、タブレット学習を知りたい
✅不登校の出席扱い制度について知りたい
✅不登校におすすめのタブレット学習の選び方を知りたい
タブレット学習でも、出席扱いにできる!
不登校の子どもが、学習機会を失わないために、文部科学省ではICT(情報通信技術)を利用した、家庭学習を行うことで、出席扱いとする認定制度を設けています。
「出席扱い制度」については、記事の後半で、くわしく説明しますが、簡単に言えば、学校側と連携を取りながら、いくつかの要件を満たせば、タブレット学習等の家庭学習によって、出席扱いにできる、という内容です。
タブレット学習の中には、この「出席扱い制度」に対応したものがあり、不登校の生徒が、学習を続ける上で力強い味方になってくれます。
出席扱いの実績あり!タブレット学習教材ランキング
多くのタブレット学習は、「出席扱い制度」の要件を満たしていますが、どのタブレット学習でも出席扱いにできるわけではありません。
「出席扱い制度」の最終判断は学校になるため、学校側が受け入れやすいように、出席扱いの実績が多い、タブレット学習を選ぶことがポイントです。
学校の承認を得るため、保護者は学校と交渉する必要があります。残念ながら、「出席扱い制度」について、よく理解できていない学校は、少なからずあるので、実績の多い教材を選ぶようにしましょう!
ここからは、学校との交渉サポートが手厚く、「出席扱い制度」の実績がある、タブレット学習、3選を紹介していきます。
すらら
運営会社 | 株式会社すららネット |
---|---|
対象学年 | 小学・中学・高校 |
学べる教科 | 【小1〜小2】国・算 【小3〜小6】国・算・英・理・社 ※英は中1からですが、無学年方式のため小学から受講可 |
学習カリキュラム | 教科書準拠(国語除く) |
月額料金 | 8,228円(教科数・支払方法で変動) |
初期費用 | 入会金(小学生は7,700円) 手持ちデバイスまたはPC利用可能 |
すららは、学校・塾・教育支援センター(適応指導教室)で、40万人以上の子どもが利用している、文部科学省が認めているタブレット学習教材です。
小学校~高校の幅広い範囲から、先取り、さかのぼり学習ができる教材として、教育現場から注目されています。
すららは、学校の授業についていけていない、子どもを対象に開発された教材で、標準的な難易度の「チャレンジタッチ」、「スマイルゼミ」よりも、優しめに作られています。
学校の授業についていけない、勉強が苦手、不登校のお子さんには、「すらら」がおすすめです。
出席扱い制度に対応
すららは、フリースクールをはじめとした、不登校支援での導入実績があります。
文部科学省では、不登校の児童生徒に対して、ICTを活用した自宅学習で出席扱いにするという方針、「出席扱い認定制度」を打ち出しています。
すららは、文部科学省の定める、出席扱い認定のための要件を満たす教材となっており、出席認定制度におけるの活用事例は、全国から数多く寄せられています。
より詳しく知りたい方は、以下の公式サイトから資料請求してください。その際、「不登校」にチェックを入れましましょう。
苦手を重点的に復習できる
すららは、AI分析によって、「つまづき分析」、「問題難易度の調整」といった2つの機能があります。
勉強が苦手だと、どこから勉強を始めたらいいか迷いますよね…
すららは、AIが必要な問題を選んでくれるので、「勉強のやり方がわからない」、「何から始めるべきかわからない」お子さんに、ぴったりの教材です。
他社よりも多い問題数に加え、つまづき原因をAIが分析し、一人ひとりの理解度に応じて、苦手を重点的に復習できる問題を出題してくれます。
簡単すぎず、難しすぎない問題に正解することは、子どもの自信にもつながりますね♪
すららが、子どもに合うかどうか、知りたい方は、無料の資料請求で確認してみてください。
天神
運営会社 | 株式会社タオ |
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対象学年 | 幼児・小学・中学・高校 |
学べる教科 | 【小1〜小2】国・算・生活 【小3〜小6】国・算・生活・英・理・社 ※英語は中1~だが、無学年方式のため小学から受講可 |
学習カリキュラム | 教科書準拠 |
料金 | 1年分:33,000円~(教科数・学年で変動) ※月額ではなく、一括買取方式 |
初期費用 | 専用USBメモリ代:13,200円(初回のみ) WindowsPCで利用可(Mac/タブレット(iOS・android)/スマホは利用不可) ※幼児版は専用タブレットあり |
天神は、スマイルゼミやチャレンジタッチなどの、月額制のタブレット学習教材とは異なり、1年もしくは複数年の教材を、一括で購入するシステムの教材です。
教材は、オンライン配信ではなく、教材データが入ったUSBメモリを購入し、自宅PCを使って利用します(タブレット・スマホは使用不可)。
PCでの学習(インターネット不要)に加え、教材を印刷すれば、紙教材として活用することもできます。
天神は、1教科から複数教科のセットなど、自由に組み合わせて購入できます。例えば、小3のお子さんが、小4算数と小2国語を、組合わせて購入することができます。
無学年方式で学べる
天神は、1年分の教材を購入するため、1ヵ月ごとに届く、一般的な通信教材・タブレット学習教材のように、教材スピードと、子どもの理解スピードが合わないことはなく、子どもの学力に合わせて学習できます。
得意科目は先取りして、苦手科目は、さかのぼり学習で復習など、子どもの学力に合わせることができるのが、良いですね♪
天神は、子どもの学力に合わせられるため、不登校ののお子さんが、利用されているケースも多いです。
出席扱い制度に対応
天神は、フリースクールをはじめとした、不登校支援での導入実績があります。
文部科学省では、不登校の児童生徒に対して、ICTを活用した自宅学習で出席扱いにするという方針、「出席扱い認定制度」を打ち出しています。
天神は、文部科学省の定める、出席扱い認定のための要件を満たす教材となっており、出席認定制度におけるの活用事例は、全国から数多く寄せられています。
天神は、2024年5月から、学習記録をボタンひとつで出力できるようになり、学習記録の作成負担を軽減することが可能になりました。
この画面を印刷し、学習記録として学校に提出できます♪
兄弟姉妹が追加料金なしで使える
一度購入した教材は、いつでも学習できるため、兄弟姉妹が追加料金なしで使えます。
一般的なタブレット学習教材は、お子さん1人に1契約(アカウント)が普通ですが、天神は、兄弟姉妹が無料で追加利用できます。
アカウント登録は、PC版であれば、無制限で何人でも登録できます♪(幼児版のタブレットは3人まで)
また、過去に購入した教材内容が古くなったとしても、アップデート機能を使えば、無償で更新してくれるので、長期間にわたり、安心して利用することができます。
一見すると、天神の料金は高く感じますが、お子さんが多いご家庭は、お子さん1人あたりの料金を、他社よりも抑えることが可能です。
▼料金表・他社比較・小6教材
1人利用時の 1人あたり月額 | 2人利用時の 1人あたり月額 | 3人利用時の 1人あたり月額 | |
---|---|---|---|
天神・小学生版 | 17,875円 | 8,938円 | 5,959円 |
すらら | 8,228円 | 8,228円 | 8,228円 |
デキタス | 3,960円 | 3,960円 | 3,960円 |
チャレンジタッチ | 6,370円 | 6,370円 | 6,370円 |
スマイルゼミ | 6,270円 | 6,270円 | 6,270円 |
Z会タブレット | 7,310円 | 7,310円 | 7,310円 |
※天神・小学生版の料金は、小5〜6(5教科):214,500円(1年分)を月割で算出
無料体験をするためには、公式サイトから資料請求をします。詳しい資料と一緒に、無料体験の案内が送られてきます。
資料請求をすれば、公式サイトで掲載されていない、料金の情報もわかりますので、まずは、資料請求をしてみてください(資料請求をしても、勧誘電話などはありません)。
サブスタ
運営会社 | 株式会社 lean earns(リーンエンズ) |
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対象学年 | 小学1年生〜6年生 中学1年生〜3年生 |
学べる教科 | 【小学生コース】国・算・理・社 【中学生コース】国・算・理・社・英 【小学生+中学生コース】国・算・理・社・英 |
学習カリキュラム | 教科書準拠 |
料金 | 小学生コース:月7,800円(税込) 中学生コース:月9,800円(税込) 小学生+中学生コース:月11,800円(税込) |
初期費用 | 手持ちデバイス(PC・タブレット)を使用可能 ※専用タブレットなし |
※掲載の内容は2024年11月現在の情報
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認してください
サブスタは、2022年に登場した、「映像授業」と「問題演習」で学習するオンライン教材です。
映像授業のサブスクするサービスではありますが、「学習アドバイザーが、子どもに合った学習スケジュールを毎月作成してくれる」点が、他社との大きな違いです。
サブスタの学習は、
という流れです。
映像授業でインプットし、問題でアウトプットしていきますが、画面に映し出される問題を見ながら、手元のノートに解答、実際に手を動かすスタイルとなります。
他社のタブレット学習では、問題演習もタブレット内で完結し、自動採点されるものが多いです。
タブレット内で完結するメリット(自動採点など)がある一方、適当に回答するデメリットを考えると、サブスタの手を動かすスタイルは、魅力のひとつと言えます。
サブスタについて、もっと知りたい方は、以下の動画をご覧ください。
さらにくわしい情報は、公式サイトから資料請求して確認しましょう。
14日間の無料体験で、お子さんに合うか確認しましょう!
無学年方式で映像授業が見放題
サブスタは、無学年方式のため、子どもの学年に関係なく、学年・教科を自由に学習することができます。
一般的な通信教材・タブレット学習教材のように、教材スピードと、子どもの理解スピードが合わないことはなく、子どもの学力に合わせて学習できます。
得意科目は先取りして、苦手科目は、さかのぼり学習で復習など、子どもの学力に合わせることができるのが、良いですね♪
見放題の有名講師の映像授業(1,000本以上)は、文部科学省学習指導要領に準拠しており、学校の教科書に合わせて学習することができます。
理科は実験映像も見れるため、映像授業の質はとても高い印象です。
1回の映像授業は約10分と、要点がコンパクトにまとめられていて、子どもの集中力が途切れないように工夫されています。
サブスタの学習は、
という流れです。
映像授業でインプットし、問題でアウトプットしていきますが、画面に映し出される問題を見ながら、手元のノートに解答、実際に手を動かすスタイルとなります。
他社のタブレット学習では、問題演習もタブレット内で完結し、自動採点されるものが多いです。
タブレット内で完結するメリット(自動採点など)がある一方、適当に回答するデメリットを考えると、サブスタの手を動かすスタイルは、魅力のひとつと言えます。
タブレット学習教材ですが、問題はノートに手書きで書いて解くスタイルのため、通塾している感覚で学ぶことができるでしょう。
ひとつの単元に必要な時間は、映像授業と問題演習を合わせて、約20分です。
また、画面に映る問題を印刷することもできます。印刷する際は、公式LINE、またはメールにて、その旨連絡すれば、無料でPDFファイルを取得することができます。
まずは資料請求をして、お子さんに合うか、確認してみてください。
出席扱い制度に対応
文部科学省では、不登校の児童生徒に対して、ICTを活用した自宅学習で出席扱いにするという方針、「出席扱い認定制度」を打ち出しています。
サブスタは、文部科学省の定める、出席扱い認定のための要件を満たす教材となっており、出席認定制度におけるの活用事例は、全国から数多く寄せられています。
より詳しく知りたい方は、以下の公式サイトから資料請求してください。その際、「不登校」にチェックを入れましましょう。
学習アドバイザーによる学習スケジュール作成
サブスタは、メール・チャット(公式LINE)を使い、一人ひとりに学習状況ヒアリングすることで、子どもにあった学習スケジュールを作成してくれます。
学習スケジュールには、どの授業映像を、いつ見れば良いか、時間割のような形で、詳細にスケジュールを組んでくれます。
習い事などを考慮したうえで、詳細な学習スケジュールを組んでくれるため、効率的に学習を進めていくことができます。
学習スケジュールを立てずに、気分で学習内容を選ぶお子さんは、とても多いですが、月単位で学習スケジュールを立てることで、教科毎にバランスをとりながら、効果的に学ぶことができます。
また、学習スケジュールは毎月作成されるため、足元の学習状況に応じて、定期的な見直しが行われる仕組みです。
不登校の出席扱い制度とは?
文部科学省が進めている「出席扱い制度」とは、不登校の小・中学生が所定の要件を満たした自主学習を行うことで、不登校期間を指導要録上の出席扱いとし、さらに、その成果を評価に反映できる制度です。
「出席扱い制度」の認定を受けるために必要な要件は、以下の7つです。
【引用】(別記2)不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて
7つの要件のうち、タブレット学習教材の要件として関係があるのは「2,4,6,7」となります。
多くのタブレット学習は、「出席扱い制度」の要件を満たしていますが、どのタブレット学習でも出席扱いにできるわけではありません。
「出席扱い制度」の最終判断は学校になるため、学校側が受け入れやすいように、出席扱いの実績が多い、タブレット学習を選ぶことがポイントです。
不登校におすすめのタブレット学習の選び方
以下のポイントを満たすタブレット学習教材を選ぶと良いでしょう。
- 出席扱いに向けたサポート・実績があるもの
- 無学年学習など自分のペースで学習できるもの
出席扱いに向けたサポート・実績があるもの
「出席扱い制度」へのサポートや実績があるかについて、タブレット学習の公式サイト等で確認しましょう。
「出席扱い制度」では、子どもが在籍する学校の判断が重要になるため、「出席扱い制度」へのサポートや実績があるタブレット学習のほうが、認定を受けやすくなります。
もし、「出席扱い制度」の実績について、はっきりした記載がない場合は、購入前に、必ず問い合わせましょう。
無学年学習など自分のペースで学習できるもの
不登校の場合、学校に通えていない期間の学習は、どうしても遅れがちになります。
勉強を中断した箇所まで戻って学べる「無学年学習」のタブレット学習であれば、つまずき箇所がカバーできて、効率的に勉強の遅れを取り戻すことができます。
「無学年学習」のタブレット学習を活用して、学年や授業進度にとらわれず、一人ひとりのペースに合わせて取り組みましょう!
不登校を出席扱いにできるタブレット学習3選【2024年最新】 まとめ
不登校によって、自己肯定感が下がっている、お子さんも多いそうです。
「出席扱い制度」を活用すれば、家庭学習が「出席扱い」と評価されるため、お子さんの気持ちも前向きに、自己肯定感を高めることにも繋がります。
まずは、資料請求や無料体験を通して、お子さんに合う、タブレット学習教材を見つけましょう!
タブレット学習は、子どものスタイルに合った教材を選び、活用することで、効果的な学習が可能になります。
親としては、以下の流れで、子どもをサポートしてあげましょう。
この記事で紹介したポイントを参考に、ぜひお子さんに合った教材を見つけてください。